在クウェート日本国大使 向賢一郎様 広島ご訪問のご報告
2024年7月28日・29日の二日間、在クウェート日本国大使館 特命全権大使 向賢一郎様が広島にお越しになり、私たちひろしまエンターテインメント協会もご一緒させていただき、県内の関係各所をご訪問されました。
今回の訪問は、今年4月29日から5月25日にかけてクウェートで開催された【広島・長崎原爆ポスター展】の最終日に実施された「広島プロモーションセミナー」に関連するフォローアップの一環として行われたものです。
広島滞在中には、同セミナーで日本茶をご協賛くださった田頭茶舗様、和菓子をご協賛くださったにしき堂様、そして現地でともに視察に同行いただいた松岡製作所様へご挨拶に伺いました。向大使からは、クウェートでのご経験や現地で感じられたことを直接お話しいただき、クウェートと日本が経済・文化の両面で今後より一層の連携を図っていく重要性を再確認する機会となりました。



また、28日には広島市の松井市長、ならびに広島市議会を訪問し、ご挨拶の機会をいただきました。松井市長からは、平和に対する熱い想いを語っていただき、予定時間を大きく超えるほど活発で有意義な意見交換となりました。



翌29日には、原爆ポスター展のオープニングでご挨拶をいただいたUNITAR(国連訓練調査研究所)広島事務所の三上様を訪ね、改めてお礼を申し上げるとともに、平和の実現に向けたさまざまなお取り組みについてお話を伺いました。
あわせて、UNITARのパートナー団体であるGreen Legacy Hiroshimaのナスリーン・アジミ様、ならびにUNITAR広島事務局のチャノ・ソフィー様より、被ばく樹木に関するご説明をいただきました。これらの種や苗を世界中の学校や公共施設、象徴的な場所に届ける活動に触れ、平和への多様なアプローチがあることを改めて感じさせられました。

そのほか、公益財団法人 広島平和文化センター理事長の香川剛廣様とのランチミーティング、中国新聞社での取材対応、おりづるタワーの見学など、盛りだくさんの内容で広島の魅力を体感いただいた後、向大使は東京へとお戻りになりました。

今回の広島訪問は、広島とクウェート、そして日本と中東地域との関係をさらに深めていくうえで、大変有意義な機会となりました。また、「平和」という広島ならではの価値について、改めて考えるきっかけともなりました。
今後も引き続き、ひろしまエンターテインメント協会として、経済・文化の両面から両地域の交流を後押しし、橋渡し役として貢献してまいりたいと考えております。